vol.7 - 海外就労するためにはどんな選択肢があるの?
こんにちは。バンコク在住のまさとです。
今日は「海外での就労 / 海外の生活環境」をテーマに記事を書いていきたいと思います。
現在私は約半年間程、タイのバンコクに住んでおり、
言語や文化が異なる環境下で毎日必死になりながら働いております。
最近、同世代や学生などが海外での就職や生活を望んでいることを耳にしますので、
今回は実際に東南アジアで生活してみて思った、海外での就労/生活環境について良し悪しを正直にお話してみたいと思います。
- 就労方法(東南アジア - タイ)編
まず海外での就労に関してですが、基本的に3タイプの形態があると考えられます。
- 日本採用→海外赴任駐在員(任期あり約2-3年)
- 現地採用(任期なし)
- 法人設立/フリーランス
一般的に起業をしないで海外での就労を望む際は1-2のいずれかになります。
ただ、1-2にて主に福利厚生や賃金部分に大きな違いがありますので、事前に把握する必要があると思います。*1における日系大手企業の福利厚生は非常に手厚いですw
1の場合、大手総合商社や大手メーカーなどを例として挙げると、現地法人へ赴任という形態にて海外で就労する流れになります。そのため、福利厚生や賃金などは日本仕様のものとなり、非常に手厚い内容を享受することができます。
具体的な手当例としては海外手当、居住手当、送迎手当などが主にあります。
海外手当(およそ給与の15~20%)をもらいながら、家賃・光熱費・送迎費などが全て会社負担と考えると非常に夢のような生活ですね。
2の場合、学校や工場、現地ローカル企業が当てはまりますが、現地水準での現地採用となるため、福利厚生などもはやないに等しく、また賃金も非常に低いです。タイの社会人における平均給与4~5万バーツ(約14~17万円)が給与水準となり、経験や能力に応じて給与が決まる流れになります。
3に関しては特に僕の方で関わっていないので、割愛させて頂きます。
最近ではブロガーやYouTuberなどが東南アジアで活動しているのが目立ってきておりますね。
以上のことから、海外での就労にあたり、1-2ではかなり差があることが分かりました。ただ、正直なところ、1の場合で就労できる人は各会社にて数名と狭き門、そして30歳以上での赴任が一般的になります。
要するに自らの人生プランを考えた際に、いつ・海外での就労/生活を何のためにしたいのか?より深く考える必要が出てきます。
海外での就労/生活を望む社会人/学生の方の根本的な理由としては下記のようなものが挙げられると思いますが、どのような要素が優先順位が高く重要なのでしょうか?
- 英語でのビジネス経験が得ることができる
- 外国人との就労経験が得ることができる
- 高待遇(給与/福利厚生)が受けることができる
- 隣国への旅行を低価格ですることができる
- 日本よりも贅沢な生活を送ることができる
- 高税制を免れることができる
などなど
例えば20代のうちに英語でのビジネス経験/外国人との就労経験を得た上でどこでも誰ともでも働けるようになりたい、また、最終的に海外への移住や日本での外資系への再就職を考えている方の場合、
就労方法としては冒頭で挙げた現地採用を中心に最短で海外で働ける方法を探すべきだと思います。なぜなら、生活レベルの向上よりも経験が優先的にきているため、自らの人生プランを叶えるためにはできる限り早く行くことが重要になるからです。
一方、特に20代のうちの海外就労にこだわりはないものの、日本での就労経験基盤を作った上で、海外事業部門にて高待遇を受けながら一定期間海外にて就労/生活がしたいという方は海外赴任駐在員を中心に海外で働ける方法を探すべきだと思います。
- 生活環境(東南アジア - タイ)編
では次に生活環境についてお話していきたいと思います。
実際のところ、衣食住や交通/通信インフラ状況ってどうなの?と疑問に思っている方が多数いらっしゃると思うので、簡単に説明していきたいと思います。
あくまで主観的な意見になりますが、日本での生活と比較すると同じ給与額の場合、物価や税制の観点から、生活環境面は整えることができます。
参考までに衣食住と交通/通信面での出費環境を説明できればと思います。
衣:ほぼ一年中25-30度での気候となっているため、基本的に半袖・長ズボンでの生活を送ることができます。ただ、ショッピングセンターや飲食店などはクーラーがきき過ぎているため、羽織るものを持っておく必要があるような状況です。衣替えを特に行わないため、衣服への出費は極端になくなります。
食:ローカルフード(タイ料理)の場合、基本的に200-300円程度にて食べることができます。日本食(定食)の場合は、1,000~1,200円をとなるため、ローカルフードが好きであれば支出の調整を行うことができます。
住:目安家賃10万円の場合、渋谷区であれば6-8畳の1Kもしくは1Rの中層階マンションが一般的かと思います。バンコクの場合、10万円あれば高層階マンションに住むことができます。そして、一番の違いとしては、礼金が発生しないこと、家具が備え付きであることが挙げられます。そのため、オーナーの好みに応じて各部屋の内装が異なるため、事前の内見や家具の変更を希望した上で、入居することが重要になります。
交通:主な交通手段としては電車、タクシー、バイクタクシー、トゥクトゥクがあります。日本と大きく異なる部分はタクシーが電車のように低価格で利用できる点になります。東京の410円(初乗り料金~1.0km)に対し、バンコクではおよそ120円となり、気軽に利用することができます。取引先との商談や買い物などの移動時にタクシーを利用することが習慣となり、日本に一時帰国した際にタクシーを利用するととんでもない金額がかかり、困惑することになります。w
通信:国民の90%以上がインターネットを利用し、そのうちの80%がスマートフォン利用しているタイではほぼ日本との差がないくらい通信環境が整っております。現地の大手通信企業(AISやTRUE)が提供しているものとしては、約3,500円程にてパケ放題プラン(インターネット利用し放題プラン)を活用することができます。日本では8,000~10,000円程かかっている通信費も50%以下に抑えられることが分かりますね。
以上のことから、海外で就労する/生活する際の選択肢にはどのようなものがあり、いつ・何のために海外で就労/生活したいのかが重要であること、また生活環境の違いは少なからずあることをお伝えしてきました。僕自身長く海外にいることを望んではおりませんが、20代のうちに海外就労経験できていることで学べていることは非常に多くあります。自分自身の人生プランと向き合った上で、もしそこに海外就労/生活があるのであれば、是非一定期間経験する価値はあるのではないかなと個人的には思います。
それではまた。
まさと
vol.6 - Google Driveで生産性向上を図る
こんにちは。バンコク在住のまさとです。
今日は「仕事効率化サービス」をテーマに記事を書いていきたいと思います。
大学生/社会人の皆さんは学校や会社で数字や資料をまとめるとき、どんなツールを使っておりますでしょうか?
恐らく大半の方がMicrosoft社が提供しているOfficeシリーズを活用されている方が多いのではないでしょうか?
私も大学生・社会人の3年目まで基本的にOfficeシリーズ(Power Point / Excel / Word)を活用して、課題やレポートおよび資料など作成をしておりました。
ただ、転職を機に社内のツールが全てGoogle社のDriveに切り替わり、業務効率という観点で生産性が非常に高くなりましたので、今回はGoogle Driveについて活用ポイントを書いていきたいと思います。
■Google Driveを活用するべきポイント
- Officeシリーズと機能がほぼ全て同じ
- 共同作業がオンライン上でできる
- PCの容量を気にせず使える
1.Officeシリーズと機能がほぼ全て同じ
何が違うのとまず疑問に思われる方が多数いらっしゃると思いますが、
正直なところ、ほぼ同じと認識していただいて問題ないと思います。
GoogleドキュメントもGoogleプレゼンテーションもGoogleスプレッドシートも
概ねできることはOfficeシリーズ同様のものになるので、これまでOfficeシリーズを使い慣れていた方でもすぐに移行することができます。
2.いつでもどこでも共同作業がオンライン上でできる
ここがすごくポイントになります。大学や会社など複数人のチームで活動されている方向けに魅力的なポイントになりますが、情報共有やパート毎の資料作成がオンライン上で可能になります。そのため、複数ファイルを統合するというOfficeシリーズを使っていた際にやっていた作業はもはや不要となり、いつでもどこでも誰とでも簡単に共同作業ができるようになります。
3.PCの容量を気にせず使える
最近のノートPCって容量をあげると価格がすごく上がりますよね。
写真、音楽、動画など大容量なものをスマホからPCにデータ共有している方は多いのではないでしょうか。レポートや資料に関しては正直ファイル容量をそこまで占めるものではありませんが、数が増えていく毎にファイルの容量に影響を与えてしまうので、どうしても気にせざる負えなくなってくると思います。
PCの容量に左右されず、レポートや資料を数多く作っていきたい方にはクラウド上でファイルが保存できるGoogle Driveの活用メリットはすごく感じて頂けると思います。
以上活用するべきポイントを大まかにまとめましたが、まだ切り替えるべき理由が正直見つかっていないという方!下記のようなシーンが自らの環境でちらほらあったりしませんでしょうか?
・ミーティングや打ち合わせの議事録がバラバラになっていて非常に見辛い。
・資料の共有・統合が面倒、そもそもの作成時間が非常に長い。
・添付しなければファイルを周囲に送れないことが面倒。
などなど
大学生・社会人ともに限られた時間の中で、周囲と協力をして最短の時間で最大の成果を出すことが求められていると思います。
何となく不便なく使っているけど、ほんとは「もっと効率的に働きたい」、「生産性を向上させたい」という方は業務が効率化されるツールは常に情報収集していきましょう。
今回紹介したGoogle Driveはほんの一例ですが、複数回使ってみると必ずや「何でもっと早くからこれを使わなかったんだろう」と思う方が数多くいらっしゃると思います。
Google系のサービスは他にも便利で活用メリットがあるものが多数あるので、別の機会に記事を書いていければと思います。
それではまた。
まさと
vol.5 - 20代の自己投資の醍醐味とは
こんにちは。バンコク在住のまさとです。
今日は「読書/旅行」をテーマに記事を書いていきたいと思います。
早速ですが、皆さんは読書や旅行などどれくらいの頻度で実施しておりますでしょうか?
読書は月1冊で旅行は年に4.5回。
何となくこれくらいの頻度で実施している人が多いのではないのでしょうか?
読書と旅行、この2つは一見違ったものに見えますが、「新しい価値観/楽しみを提供してくれるもの」として一括りにすることができると思いますので、新しい価値観/楽しみを提供してくれるこの2つに対して、20代のうちから自己投資していく醍醐味を書いていければと思います。
- 読書
特に社会人になると業務に追われて忙しい毎日を送っている方が多いと思いますが、時間を確保して読書することをおすすめします。
==20代のうちに読書をすることの醍醐味==
①普段会えない人の頭の中を覗くことができる
有名企業の経営者やネット著名人が自身の経験談や考え方などを記した本
もしあなたが株式投資を始めようか検討しているのであればTwitter上で人気のある複数の戦略投資家が書いている「俺の株式投資術」が自分の投資スタイルを見つける上で非常におすすめです。
②新しい知識を学ぶことができ、日々の生活に活かすことができる
自らの日々の業務に関わるような本
もしあなたがマーケターであれば著者 山口義宏さんの「マーケティングの仕事と年収のリアル」は2018年読んだ本の中で一番面白かったのでおすすめです。
③仕事のことを考えずリラックスした時間を作ることができる
仕事に追われず、読書などの時間を使って自分 の頭の中を整理することは重要です。
私はほぼ小説を読みませんが、自己啓発やビジネスノウハウ本だけでなく、小説を通じてそのストーリーの中にどっぷりつかることもいいと思います。
- 旅行
「旅行に行きたいけど、その分少しでも貯金をしよう」と考える方が多いと思いますが、そのような方にこれだけは問いたいです。30-40歳になった際に、1人もしくは大好きな人と、更には子供含めた家族で旅行に出かける機会を容易に作れるでしょうか?
==20代のうちに旅行することの醍醐味==
①1人もしくは恋人と旅行にできかけることができる
1人の時間やあなたが大切にしている人と2人で過ごせるかけがえのない時間は恐らく20代までになると考えられます。一生独身でいいのであれば特に気にすることではありませんが、20代後半から徐々に結婚や家族のための時間やお金の使い方が優先的になってくるので、20代のうちが旅行できる絶好のチャンスだと考えられます。
②親の介護や子供の養育費などを気にせずお金を使うことができる
①に付随しますが、やはり30代になると気にせずにいられないのが、家族(自分の親/子供)のことですね。介護費や養育費などお金の心配はたくさん増えると思います。
③行き先の国での新しい発見(綺麗な景色やホテルや食事)と出会い今後の楽しみを広げてることができる
あくまで個人的な主観も含めての見解になりますが、旅行にて初めて見る景色(世界遺産や綺麗な海やビーチ)に感動し、ホスピタリティが素晴らしいホテルに滞在し、美味しい食事を食べることは新しい発見であり、今後の楽しみを広げてくれることにつながると思います。
今後はxxに行ってみたい。今度はxxに泊まってみたい。今度は家族と一緒に行きたい。
今後の素敵な旅行経験につながる貴重な旅行ストーリーの序章になると思います。
以上のことから、30代・40代になって自分以外のために時間やお金を使う機会が増えてくることを考えると、20代のうちにやはり読書や旅行を通じて新しい価値観/楽しみに触れることは、「今後の自分の選択肢や人生を豊かにする要素」になり得ると思っています。
それではまた。
まさと
vol.4 - 損失100万円からの再挑戦
こんにちは。バンコク在住のまさとです。
今日は「投資/IR」をテーマに記事を書いていきたいと思います。
タイトルにもあるとおり、このテーマに関しては私の失敗談と気をつけるべき点、さらには早くから投資に着目するべき理由をお伝えできればと思います。
まず投資には主に下記のような種類がありますので、さらっとおさらいできればと思います。
- 株式投資
- FX
- 仮想通貨
- 不動産投資
私は上記のうち、株式投資と仮想通貨に取り組みました。
今回は主に株式投資について書いていきます。
取り組み開始年月と損益計算に関しては下記の通りです。
・株式投資
開始年月:2017年10月~
損益状況:-100万円
*前提として、投資は余剰資金でやりましょう。少ない貯金や親族から借りたお金をつぎ込み損失を出してしまうと日々の生活やメンタルに影響が出てしまうので、必ず自己責任で取り組んでください。
なぜ、このような損失を計上してしまったのでしょうか?
考えられる理由と今後への教訓を下記に記して行きたいと思います。
- 株式投資編
株式投資には①現物取引と②信用取引の2種類があります。
違いとしては次の通りになります。
①現物取引
持っている資金の範囲内で株式購入や株式売却(空売り)ができる
②信用取引
保有資金を超える額のお金を借りて株式購入や株式売却(空売り)ができる
当初口座開設時、私は①のみしか存在を知らなかったため、①にてサイバーエージェント100株(当時30万円程)及びインテル30株(当時14万円程)を購入しました。正直この2社に関しては株価が順調に上がり、損失は出ていません。
ただ、株式投資取り組みから約1年が経った2018年7月頃、②の存在を知り、①を担保にしてエイチーム800株(250万円程) /メルカリ200株(80万円程)を購入し、世界的にIT企業の決算不調(日本は特にスマホゲーム企業)があり、約100万円程の損失を計上しました。
②の特性上、信用取引の継続する際に保証金維持率という一定の指標をクリアする必要があるため、株価が大きく下がった際に、現金を追加で入れ続けなければなく、追加入金ができなければと自動的に損切りされてしまい、大きな損失を被る結果となります。(私はそのパターンで途中で追加入金ができなくなり、死亡しました。)
外国人株主が多い日本市場においては、海外経済の状況や海外企業の株価変動(特にアメリカや中国)の影響を受けやすいため、日本市場の株価は変動が激しいのは確かです。そのため、日経平均や各企業のIR情報だけでなく、海外経済の情報も加味した上で、余剰資金での投資を①の方法ですることを学びました。
上記のことから、株価の変動が激しい日本株を②で取り組む際には非常に慎重に実施する必要があります。(初心者にはリスクがありすぎるため、絶対にやらない方がいいです。)
今後は余剰資金で間も無くやってくる世界不況が訪れた際に米国株にて再挑戦しようと思います。そのために一生懸命貯金をします。何度も言いますが、余剰資金でやりましょう。笑
以上簡潔な失敗談の共有ですが、最後に私が投資に着目している理由もお伝えできればと思います。
僕自身社会人2年目の初めまで収入は労働収入のみで考えておりましたが、所属企業の社長や周囲の比較的金銭面で余裕のある人と関わる機会が増えるにつれ、彼らがお金に対してどのように考えているか知ることができました。それが自分が働かずともお金が増える仕組みを作ること(お金の運用)でした。
一般的な考えとして、収入と支出の2つを考えると下記のようになります。
一般的な人の収入-支出内訳
収入:労働収入
支出:固定費・・家賃/光熱費/通信費/その他税金など
変動費・・食費/交際費/娯楽費など
自分がイメージしている生活スタイル(家族構成、暮らしのイメージ、将来のお金の使い方など)にもよりますが、年々少しずつしか上がらない労働収入のみを考慮した場合、日々の支出が増えていくほど将来の緊急時のお金や貯金が難しくなる可能性があり、新しいこと(趣味や旅行)に取り組むことも、年々難しくなります。
20代で考え始めることを自分の中でよりイメージして見ると収入源の確保の必要性は現実味を帯びてくると思います。
<20代で考え始めること>
→どんな家族構成?子供にどんな選択肢を与えたい(国公立?私立?もしくは海外?)?どんな車が欲しい?どんな家に住みたい?旅行は年に何回?など
また仮に労働収入を大幅にあげようとしても累進課税を採用している日本では労働所得があげれば上がるほど、税金も上がるため、対して手取りの給与は変化しないのも実情です。
上記を解決するために数多くのお金に余裕のある人(経済的自由を手に入れている人≒富裕層)は自分なりの投資スタイルを実践し、少ない税率で効率的にお金を運用している状況です。
(参考)
富裕層の収入-支出内訳
収入:労働収入+非労働収入(投資)
支出:固定費・・家賃/光熱費/通信費/その他税金など
変動費・・食費/交際費/娯楽費など
まだまだ自分もお金の活用/運用/投資方法及び税金対策など学ぶために勉強しなければなりませんが、労働収入だけが全てではないという考えはできる限り早く持つべきだと思います。仮に、私のように最初は一定の額失敗したとしてもを良い教訓を必ず得られるはずなので、少額からでも挑戦して見るのはいいと思います。
おすすめの証券口座や情報収集ツールに関してはまた別の機会に共有できればと思います。
それではまた。
まさと
vol.3 - 海外で感じるこれからの語学力(英語)の重要性
こんにちは。バンコク在住のまさとです。
今日は「海外/英語」をテーマに記事を書いていきたいと思います。
現在私は兼ねてからの希望と縁もあり、外資系広告代理店のバンコク支社にて働いております。基本的に社内外のコミュニケーションは全て英語。多国籍の社員と英語でのコミュニケーションを一生懸命取りながら日々過ごしています。
ただ、これまで海外留学の経験もなく、日本語でのビジネス経験しかない私にとって、180°ガラッとコミュニケーションの手法の変化は赴任当初、正直不安でしかありませんでした。
成果が求められるビジネスの場面においては、ぬるいことを言っている時間はなく、そのような不安はできる限り払拭する必要があったため、何とかするしかない状況でした。
私と似たような英語における悩みを抱える日本人の方は正直なところ多いのではないでしょうか?
・英語ができれば海外で働きたい。
・英語ができれば外資系企業にチャレンジしたい。
・旅行先で現地の人とコミュニケーションを取りたい。
などなど
企業の海外進出や国家間の人の流動性が加速しているグローバル化社会において、英語の重要性はより増していくと考えれます。
日本人の英語力の低さに関してはいくつかニュースが挙がっていたため、
世界及びアジアの他国と比較してどれくらいのランキングなのか少し調べて見ました。
海外諸国と比べ、日本は低いゾーンの中に属していることが分かります。ヨーロッパの国がほぼ上位を占めていますね。
シンガポール/マレーシア/フィリピン/インド/香港/韓国/ベトナム/中国よりも下のランクであることが分かります。
この現状をどのように解釈し、今後の展望と結びつけていくかは人それぞれだと思いますが、実際に英語でのコミュニケーションが求められる環境下で過ごしている身からすると下記3点は重要な点として把握するべきかなと思います。
1.外資系企業への就職という選択肢が増える
多くの日本人は居心地の良いコミュニケーションが自然とできてしまう日系企業への就職に目が行きがちだと思います。ただ、給与や世帯所得を上げたい若者が多いにも関わらず就職の選択肢に外資系企業がない(無意識に諦めている)ことはもったいないと思います。
世界の時価総額を見てもほぼ全て外資系企業が上位を占めているので、ここはしっかり考えるべきだと思います。
2.英文のインターネット情報収集ができる
今やインターネット上の過半数以上の情報が英語で記されていることを考えると、まだまだ自分のリテラシーアップや新しい発見につながる情報と出会えるチャンスがあるかもしれません。
3.現地での楽しみ方や人脈が広がる
就労時や旅行のツアー時などに当てはまりますが、現地の人や他国からきている旅行客の方との接点は少なからずあると思います。そこで少しでもコミュニケーションが取れればまた別の楽しみや人脈が広がることにつながると思います。
以上のような機会を創るためには、地道な勉強を続け、英語を少しずつでも習得するしかありません。英語にはリーディング/スピーキング/ライティング/リスニングなど勉強分野がありますが、僕含め大半の日本人が不得意な分野としては「スピーキング」と「リスニング」になりますので、1日25分の継続的なDMM英会話の活用をお勧めします。
DMM英会話の活用法についてはまた別の記事で書かせてもらいますね。
それではまた。
まさと
vol.2 - 情報格差とお金の話
こんにちは。バンコク在住のまさとです。
今日は「情報格差とお金」をテーマに記事を書いていきたいと思います。
まず昨今目まぐるしく広がっている情報格差とは「インターネット等の情報通信技術を利用できる者と利用できない者との間にもたらされる格差」とウィキペディアが参照している通り、インターネットによる格差が大きく波立っている状況です。
分かりやすい例を挙げると、ファッション好き、グルメ好き、コスメ好きなどある特定のカテゴリーの趣味を持っている人でもYouTubeやFacebookやInstagramなどのSNSにスマートフォンを通じて動画や写真にて情報発信しているだけで、お金を稼ぐチャンスがある世の中になっています。
その代表例が好きなことを仕事にしているユーチューバーやインスタグラマー(通称インフルエンサー)となります。彼らは月に数十万から数百万円と非常に多額の収入を得ている実態があります。*記事コンテンツをブログで展開しているブロガーやライブ配信をしているライバーなどもインフルエンサーとして含まれます。
今回は、なぜ情報格差により彼らがそのような高収入を得ているのか、SNS/インフルエンサーの普及の背景を紐解いていければと思います。
1.SNSの普及背景
皆さんも既にご存知の通り、今やYouTube/Facebook/Twitter/Instagramなど非常に多くのSNSが日常生活の中で多数のユーザーに利用されております。
SNSが爆発的に利用者数を伸ばした背景として、まず第一にスマートフォンの普及によるインターネットの利用拡大が挙げられます。
アップル社のiPhoneが代名詞となっているように、スマートフォンを使えば誰でもどこでも簡単にインターネット上で情報収集をすることが可能になりました。
各国のインフラ状況によってはまだスムーズに利用できないところも確かに存在はしますが、基本的には利用できるところが非常に多いです。
友達がSNSで挙げていた新しいお店の写真をきっかけに、そのお店を検索し、外装/内装やメニュー、ましては他の人の口コミまでチェックして、実際に行ってみた人は多いのではないでしょうか?
このように、今やSNSを皮切りに人の検索行動や購買/利用行動が非常に変化しているのが事実です。
2.インフルエンサーの普及背景
誰でも簡単に情報収集はできるようになったものの、インターネット上には把握できないほどの情報量が飛び交っております。そのため、限られた時間の中で、情報の取捨選択を実施することが重要になります。
日頃何気なく実施している情報の取捨選択の場面では、たまたま見たネットに落ちている情報よりも、自分が信頼している人(友達や家族)や知名度のある人(モデルや女優)からの情報がメインになっているケースが多いのではないのでしょうか?
このように行動につながる情報コンテンツを発信しているユーザーが昨今インフルエンサーと呼ばれ普及している状況です。フォローワーやサブスクライバーの数によってインフルエンサーの規模は変わってきますが、一般大衆ユーザーへの消費行動に影響を与えていることには変わりはありません。
以上のことから最も重要なことを纏めると現在の世の中では「個人から発信される価値ある情報コンテンツが人の行動やお金の流れに影響を及ぼす」と考えられます。
そのため、価値あるコンテンツを発信している人程、フォローワーやサブスクライバーがたくさん付き、発信した情報がたくさんのユーザーに見られることで、広告収益や企業からの案件受託収益を貰っている仕組みになっています。
インターネットやスマートフォン、そしてSNSの普及が人の行動やお金の流れを変えているというのは非常に面白いですね。
それではまた。
まさと
vol.1 - マーケティング思考の活用方法
こんにちは。バンコク在住のまさとです。
今日は「マーケティング思考」をテーマに記事を書いていきたいと思います。
皆さんはマーケティング思考と聞いてどんなものをイメージしますでしょうか?
恐らくですが、「商品やサービスの販促に携わるようなもの」?
そんなイメージをされたのではないでしょうか?
では一旦マーケティングの言語定義から見ていきたいと思います。ウィキペディアでは下記のように記載があります。
「商品が大量かつ効率的に売れるように、市場調査・製造・輸送・保管・販売・宣伝などの全過程にわたって行う企業活動の総称。市場活動。販売戦略。」
こちら広義的な意味で非常にわかりづらいですね。
簡潔にまとめると「商品が効率的に売れるような戦略/仕組みづくり」になりますね。
ではこれを人に当てはめ、「自分や他人が比較的に好かれる/成果を出せるような戦略/仕組みづくり」と置き換えて考えるとどうなるのでしょうか?
下記20代の大学生/社会人のケースにそれぞれ当てはめていき、どのように役立つのか深掘っていければと思います。*あくまでの考え方のきっかけを提示するものになりますので、参考程度に把握頂ければと思います。
1.大学生:就職活動の場合
人材不足の昨今、就職する学生に優位性がある売り手市場ですが、
三菱商事や住友商事など大手企業やメルカリやサイバーエージェントなどベンチャー企業の人気企業に関しては入社までは薔薇の道となっております。
「少しでも人よりも分かりやすく自分のことを伝えて理解してもらいたい。」
そんな時に下記のような視点で自分のことを俯瞰的に見て、頭の中や話すべきことを整理できると面接などで他の人と差をつけることができると考えられます。
①自分と他人:同性代と比較して、どんなところが自分が得意で、苦手なのか。一般的に強み・弱みと言われる部分ですね。得意苦手で考えると分かりやすくなります。
例)
得意な点:結果にこだわる部分。負けず嫌い。
苦手な点:自分のことに夢中になり過ぎ、視野が狭い。
②自分と会社:その会社の事業成長に対して①の部分(特に得意な部分)において、どのようにつながるのか、事業内容な日々の業務を想定して発揮できるのか。基本的にどの会社も営利企業となり、事業成長が重要となりますので、成果を出すためにどんな貢献の仕方ができるかどうか、自分と会社のあり方を話すと相手も入社後をイメージしやすくなると思います。
もちろん、これは会社の中で働く人に対しても当てはまる部分になるので、自分がどのように関わっていくか、一緒に仕事をしていくかということも大事になります。
例)①を参照
得意な点である「結果にこだわる部分」「負けず嫌い」を業務で成果を出すことに繋げる。
2.社会人:就労活動の場合
安定という言葉が今や企業ブランドではなく、個人のスキルや実力に対して叫ばれるようになっている昨今、いかに入社後の会社の中での成果すか、業務への取り組み方法を試行錯誤しながら、働いている20代の社会人の方は多いと思います。
「スキルを身につけながら、成果を出して会社から認められ、昇格・給与アップさらには新しいポジションで経験できる幅を広げたい。」
そんな時に下記のような視点で自分のことを俯瞰的に見て、社内外の人との関わり方をしっかりと考えることで、日々の業務で成果につながる行動ができると考えられます。
①自分と他人:同性代や先輩と比較して、どんなところが自分が得意で、苦手なのか。
大雑把だけど攻めの業務(対人営業)が得意なのか、細かい守りの部分が得意(分析面)なのか、これら以外も様々あると思いますが、それらによって成果の出し方は少し変わってくると思います。
簡単な営業に関する例を挙げると、前者は新規のお客さんをガンガン捕まえてくるタイプ、後者は既存のお客さんにて地道に信頼を勝ち取り積み上げるタイプになります。もちろん両者ができる人がスーパーですが、基本的にそんな人は稀にしかいませんので、シンプルに片方で考えることをまずはやってみてください。
②自分とお客さん:お客さんとの関わり方は非常に重要です。なぜなら、もし仮にあなたが営業職であれば自分の数字はお客さんあってのものだからです。なので、簡単な営業に関する例を上げると、前者は新規のお客さんをガンガン捕まえてくるタイプ、後者は既存のお客さんにて地道に信頼を勝ち取り積み上げるタイプになります。もちろん両者ができる人がスーパーですが、基本的にそんな人は稀にしかいませんので、シンプルに片方で考えることをまずはやってみてください。
このように「マーケティング思考」は20代の大学生/社会人の皆さんが日々直面しているシーンで活用できるのではないでしょうか?実際に猪突猛進で闇雲に前へ進むより、少しでも立ち止まって今のやり方を見直して再トライすることが時には重要だったりもします。もし参考になったと思った方はすぐに実践してみてください。
それではまた。
まさと