vol.1 - マーケティング思考の活用方法
こんにちは。バンコク在住のまさとです。
今日は「マーケティング思考」をテーマに記事を書いていきたいと思います。
皆さんはマーケティング思考と聞いてどんなものをイメージしますでしょうか?
恐らくですが、「商品やサービスの販促に携わるようなもの」?
そんなイメージをされたのではないでしょうか?
では一旦マーケティングの言語定義から見ていきたいと思います。ウィキペディアでは下記のように記載があります。
「商品が大量かつ効率的に売れるように、市場調査・製造・輸送・保管・販売・宣伝などの全過程にわたって行う企業活動の総称。市場活動。販売戦略。」
こちら広義的な意味で非常にわかりづらいですね。
簡潔にまとめると「商品が効率的に売れるような戦略/仕組みづくり」になりますね。
ではこれを人に当てはめ、「自分や他人が比較的に好かれる/成果を出せるような戦略/仕組みづくり」と置き換えて考えるとどうなるのでしょうか?
下記20代の大学生/社会人のケースにそれぞれ当てはめていき、どのように役立つのか深掘っていければと思います。*あくまでの考え方のきっかけを提示するものになりますので、参考程度に把握頂ければと思います。
1.大学生:就職活動の場合
人材不足の昨今、就職する学生に優位性がある売り手市場ですが、
三菱商事や住友商事など大手企業やメルカリやサイバーエージェントなどベンチャー企業の人気企業に関しては入社までは薔薇の道となっております。
「少しでも人よりも分かりやすく自分のことを伝えて理解してもらいたい。」
そんな時に下記のような視点で自分のことを俯瞰的に見て、頭の中や話すべきことを整理できると面接などで他の人と差をつけることができると考えられます。
①自分と他人:同性代と比較して、どんなところが自分が得意で、苦手なのか。一般的に強み・弱みと言われる部分ですね。得意苦手で考えると分かりやすくなります。
例)
得意な点:結果にこだわる部分。負けず嫌い。
苦手な点:自分のことに夢中になり過ぎ、視野が狭い。
②自分と会社:その会社の事業成長に対して①の部分(特に得意な部分)において、どのようにつながるのか、事業内容な日々の業務を想定して発揮できるのか。基本的にどの会社も営利企業となり、事業成長が重要となりますので、成果を出すためにどんな貢献の仕方ができるかどうか、自分と会社のあり方を話すと相手も入社後をイメージしやすくなると思います。
もちろん、これは会社の中で働く人に対しても当てはまる部分になるので、自分がどのように関わっていくか、一緒に仕事をしていくかということも大事になります。
例)①を参照
得意な点である「結果にこだわる部分」「負けず嫌い」を業務で成果を出すことに繋げる。
2.社会人:就労活動の場合
安定という言葉が今や企業ブランドではなく、個人のスキルや実力に対して叫ばれるようになっている昨今、いかに入社後の会社の中での成果すか、業務への取り組み方法を試行錯誤しながら、働いている20代の社会人の方は多いと思います。
「スキルを身につけながら、成果を出して会社から認められ、昇格・給与アップさらには新しいポジションで経験できる幅を広げたい。」
そんな時に下記のような視点で自分のことを俯瞰的に見て、社内外の人との関わり方をしっかりと考えることで、日々の業務で成果につながる行動ができると考えられます。
①自分と他人:同性代や先輩と比較して、どんなところが自分が得意で、苦手なのか。
大雑把だけど攻めの業務(対人営業)が得意なのか、細かい守りの部分が得意(分析面)なのか、これら以外も様々あると思いますが、それらによって成果の出し方は少し変わってくると思います。
簡単な営業に関する例を挙げると、前者は新規のお客さんをガンガン捕まえてくるタイプ、後者は既存のお客さんにて地道に信頼を勝ち取り積み上げるタイプになります。もちろん両者ができる人がスーパーですが、基本的にそんな人は稀にしかいませんので、シンプルに片方で考えることをまずはやってみてください。
②自分とお客さん:お客さんとの関わり方は非常に重要です。なぜなら、もし仮にあなたが営業職であれば自分の数字はお客さんあってのものだからです。なので、簡単な営業に関する例を上げると、前者は新規のお客さんをガンガン捕まえてくるタイプ、後者は既存のお客さんにて地道に信頼を勝ち取り積み上げるタイプになります。もちろん両者ができる人がスーパーですが、基本的にそんな人は稀にしかいませんので、シンプルに片方で考えることをまずはやってみてください。
このように「マーケティング思考」は20代の大学生/社会人の皆さんが日々直面しているシーンで活用できるのではないでしょうか?実際に猪突猛進で闇雲に前へ進むより、少しでも立ち止まって今のやり方を見直して再トライすることが時には重要だったりもします。もし参考になったと思った方はすぐに実践してみてください。
それではまた。
まさと